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Discover Tokushima日本一長い林道を走れ!
君は徳島・剣山スーパー林道を知っているか?
徳島と聞いて何を思い浮かべるか? 徳島ラーメン? 吉野川のSUP? いろいろあるかとは思うが、ここで取り上げたいのは「剣山スーパー林道」だ。起点は徳島県勝浦郡上勝町(角屋橋あたり)で、終点は国道195号接続付近、那賀郡那賀町木頭あたり。おおよそ 600~1000m程度の山岳地域を通るルートだ。その全長は約87km。その多くが未舗装のダートであるため、四輪、二輪等のオフロードツーリングスポットとしても全国的に有名だ。自然の中を何十キロも走行できる場所は、国内では他に存在しないため、ここを訪れなければ、超ロングコースを走る体験はできないというワケ。
無論、そんなスポットを地元が放っておくわけもなく、彼の地では林道ファン・オフロード愛好者を対象とした知る人ぞ知る交流会、「カップラーメンミーティング」が例年開催されている。今年は11月16日の日曜日に、正式名称『剣山スーパー林道ミーティング2025』として開催が決定。クルマだけでなく、2輪やMTB等も参加できる催しとなっている。本イベントは徳島県の町興し、地域振興でもあるため、地域の事業者や行政なども巻き込んだ展開。主催は『林道の魅力度アップ!とくしま林道活用事業実行委員会』だ。また、地域振興という目から、当地では周辺観光としてジビエ料理を激推し中。『阿波地美栄まつり』の名称で、ジビエ料理のキャンペーンも同時展開される予定だ。
さて、話をツーリングに戻そう。林道ツーリング参加者はまず事前に無料エントリー。ツーリングはスタンプラリー形式となるのだが、拠点として設けられた「岳人の森」、「ファガスの森」、「山の家」の3拠点を目指していただく(コースは自由。1つでも良いし3つ回っても良い)。で、それら拠点を訪れたら、記念ステッカーとTOYO TIRES特製のオリジナルカップラーメンが配布されるという流れ。「風の広場」がゴールに設定され、拠点で獲得した記念ステッカーを持って風の広場まで来れば、ゴールの記念にさらに特製パーミットがプレゼントされる。
決してガチのラリーというワケではなく、ダート走行を楽しみつつ、徳島名所を日本各地のオフロード好きに楽しんでもらおう、という企画なのだ。「徳島に行ってみたい」、「ジビエを食べてみたい」、「林道を走りたい」、どんな動機であってもツーリング自体は楽しめるはずだから、ぜひ参加してほしい。興味のある方は、公式サイトである「とくしま林道ナビ」から詳細をチェック!
林道マップやその説明、イベント詳細等、当該イベントについて詳しくは公式サイトを確認。随時更新されるので、参加希望の方はぜひご覧ください。
スーパー林道3つの拠点をざっくり確認
全国各地から参加されると思うので、林道へのアクセスルートは任意。思い思いのルートで「岳人の森」、「ファガスの森」、「山の家」の3拠点を目指そう。ゴール地点となる「風の広場」は、起点、終点双方の中間地点あたりだ。
公式ナビと合わせて確認してほしい。
記念ステッカーはもちろん、特製カップラーメンをGETしよう!
各拠点をどれかひとつでも回れば、ステッカーと、カップラーメン(限定500食)がもらえる。また、それらを持ってゴール地点に行けば記念パーミットがプレゼントされる。ステッカーとパーミットは同一デザインとなる。
こりゃレア!#オプカン印のスーパーカップ!
協賛のTOYO TIRE株式会社からはイベント参加者の皆様へ、上蓋がOPEN COUNTRYデザインとなる「スーパーカップ豚キムチラーメン」を配布。レアすぎて食べるか、食べないか迷ってしまうくらい。限定500食。ぜひともGETしよう! ちなみにびっくり顔のこのお方、ジムニー系YouTubeアカウント「マイルドスピード」の主人公ミニホブス捜査官だ。どうもイベント当日もやってくるとの噂。
アウトクラスカーズの最新作ノマドで、剣山スーパー林道をひとっ走り!
ここでは「剣山スーパー林道」をよく知る人物、地元徳島のアウトクラスカーズ代表赤地さんにも、ミニホブス捜査官と一緒にご登場いただいた。
同社製作のノマドの新作デモカーのお披露目代わりに、スーパー林道を軽く試走してもらい、林道をどう走るか、その楽しみ方なども教えてもらった。
「剣山スーパー林道ミーティング2025」は、先ほどご説明した通り、林道の景色や食を楽しみながらのんびりとダート走行を楽しんでもらうことが趣旨。とは言っても、日本一険しいといわれている林道だけに、走破するにはいろいろ注意しなければならない要素があるようだ。そこで当地に詳しく、ダートランにも秀でた「アウトクラスカーズ」の赤地代表に、林道走行についてレクチャーしてもらうこととした。
「剣山スーパー林道は一部舗装道路になっている箇所もあるのですが、そのほとんどが未舗装かつ落石などによるガレ(岩や石が散乱している箇所)場が多いところです。あるいは倒木が転がっていたり、通常の道ではありえないシチュエーションが多々あります。特に先が尖った石が散乱しているので、トレッド面が肉厚のATタイヤやMTタイヤの装着は必須条件。その他にも牽引ロープや車載工具などの搭載や、事前に燃料を満タン補充するなどの基本的な準備も重要ですよ!」とのこと。
それら踏まえ、イベント参加予定の名物ユーチューバーのミニホブス捜査官と共に、デモカーのノマドに乗り込み、林道起点からゴールの「風の広場」まで試走することにしたのだが……。撮影当日はまさかの霧と激しい風雨に見舞われ、これ以上の走行は危険と判断。チェックポイントのひとつ「岳人の森」を経由して林道を下りることに。どんなに準備万端でも自然の驚異には勝てないので無理は禁物ってわけだ。そんな日は無理せずに、周辺にあるジビエ取り扱い店に立ち寄り、新鮮なジビエ料理に舌鼓を打つのも一興。チェックポイントの「ファガスの森」のように、徳島県指定の新鮮&安全な「阿波ジビエ」を楽しめる店が多いからグルメ好きにもうれしい限りだ。エントリー希望の方は、イベント当日の好天を願いながら万全の準備をしてほしい!
なんか見えます?
イベント当日はジムニー系Yutuberユーチューバーとして活躍する「マイルドスピード」のミニホブス捜査官が参加する予定。事前に剣山スーパー林道の捜査をしたいとのことで、アウトクラスカーズ赤地代表とルート確認をするため入山。起点から約1時間の地点にある絶景ポイント「みんなの広場」の時点で濃い霧と風雨に見舞われ、ゴール地点の「風の広場」まで行くのを断念! イベント当日は晴れてくれ~!
端正なフロントマスクがステキ?
デモカーのノマドは、アウトクラスオリジナルの「ヴィンテージGグリル」や「フロントバンパーTYPE3」などを取り付けて、ワイルドなスタイルに仕上げているのがポイント。バンパー下部のウィンチベッドは試作品とのことだ。
林道走破のキモは#オプカン!
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足元を飾るのは、デルタフォース・オーバーランダー(16×6.0J)にTOYO TIRE OPENCOUNTRY M/T(LT245/R16)をセットしたタフな仕様。独自のトレッドパターンにより、ハードなオフロードでもしっかりと路面に食い込み確実に走破できる。
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JB74とくらべて340mmもホイールベースが長くなったノマドに合わせてエクステンドしたオリジナルのサイドステップ。アウトクラスの切り文字が入ってスタイリッシュに仕上がっている。片側9mmワイドのオーバーフェンダーは、SJ10をモチーフとしたリブデザインにすることで、見た目のインパクトをプラスする。
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オリジナルのリアバンパーは、フロント同様に横スリットデザインを採用したアウトクラスらしいスタイル。下部のサブバンパーにはランプやフックを取り付けられるのもポイント。リアドアにはスリットが入ったリアゲートカバーを装着し、軽量化と共にすっきりとしたリアビューを演出している。
ハードな路面にも追従する足回り?
アウトクラスご自慢の足回りは、KYB製14段階調整式ショック、アップコイルスプリング、前後レーシングアーム、ラテラルロッドなどで構成されるオリジナル4インチリフトアップキットを採用。プロペラシャフトのスペーサーやトランスファーアップなど、リフトアップ時に生じる問題もしっかりとクリアしている。
参加車両は2輪、4輪問わずどんな乗り物でもOK(MTBも可)。とはいえ、未舗装路を走ることが多いので、クルマの場合は4WD車でブロックタイヤ装着を推奨。リフトアップもしていると、道のりはさらに快適になりそうだ。
阿波地美栄(ジビエ)は地域食材ブランド
険しい山々が多い徳島県では、野生のシカやイノシシが数多く生息しており、農作物への被害が深刻化している。そこで徳島県は「駆除ではなく資源化」というキーワードの下、地域循環型の獣肉利用を目的とした「阿波地美栄(ジビエ)」プロジェクトを立ち上げる。県指定のジビエ処理施設をいくつか設置し、そこで安全に捌いた新鮮で美味しいジビエを提携するお店で提供することで、地域振興、食文化の発展、環境保全を目指す取り組みをしている。
鹿カレーが名物!
剣山スーパー林道を知り尽くす名物男として有名な「地下足袋王子」こと平井さんが切り盛りをする、立ち寄りポイントのひとつ「ファガスの森」では、新鮮な鹿肉がゴロゴロ入った鹿肉カレーが大人気! ちなみに県指定のジビエ処理施設を併設しているので使用するジビエの鮮度はバツグンだ。
ファガスの森 高城
徳島県那賀郡那賀町沢谷字釜ヶ谷1-1
電話番号:090-1578-3029
ffagus.net
2025年11月1日~2026年1月31日の期間に「阿波地美栄まつり」が開催予定。その参加店のひとつ「阿波地美獲 あおき」 では、オーナーがこだわった地元猟師のジビエをふんだんに使った料理が人気。中でも鹿肉のすき焼きやソテーは、濃厚な鹿肉を堪能できるイチオシメニューだ!
阿波地美獲 あおき
徳島県勝浦郡勝浦町中角大籔30−1
電話番号:0885-42-3008
awagibier-aoki.com
魅力は林道だけじゃない!肉も楽しめっ!!
ひと通り事前捜査を終えたミニホブス捜査官によると、剣山スーパー林道を走破するためには、それなりの体力も必要とのことで、阿波地美栄をしっかり堪能することも重要なミッションとのこと。熱い走りと新鮮ジビエの両方を味わってくれ!
















